「北海道・北東北を中心とした縄文遺跡群」は、18カ所の遺跡(北海道6、青森県9、岩手県1、秋田県2)で構成されています。噴火湾を中心とした道南と、津軽海峡をはさむ北東北にあるこれらの縄文遺跡からは、このエリア全体が円筒土器を使うひとつの文化圏だったことや、津軽海峡を「海の道」として人々が交流していたことなどが分かっており、貴重な文化遺産となっています。
北海道
青森県
- 三内丸山遺跡(前期から中期)
- 小牧野遺跡(後期)
- 是川遺跡(前期から晩期)
- 長七谷地遺跡(早期)
- 亀ヶ岡石器時代遺跡(晩期)
- 田小屋野貝塚(前期から中期)
- 二ツ森貝塚(前期から中期)
- 大平山元I遺跡(草創期)
- 大森勝山遺跡(晩期前半)
岩手県
- 御所野遺跡(中期)
秋田県
- 大湯環状列石(後期)
- 伊勢堂岱遺跡(後期)